応用テクニック2026年5月更新
Lovableに自分のアプリの仕様書を書かせる方法(リバース仕様化)
完成したLovableアプリから、機能仕様書・データモデル・画面遷移図をAIに自動生成させる手順とプロンプトテンプレ。
更新日: 2026-05-07読了時間 約2分#仕様書#ドキュメント#応用
プロトタイプを先に作ってから仕様書を後付けする「リバース仕様化」は、AI開発との相性が抜群です。Lovableのチャットだけで仕様書化できます。
ステップ1: 全体構造をスキャンさせる#
このプロジェクトの src/ 以下を読み、画面(ルート)一覧と各画面の主な役割をMarkdownの表でまとめてください。コードは変更しないでください。ステップ2: 機能一覧を抽出#
ユーザー目線の機能一覧(FR-001 形式)を作成してください。
各機能に: 概要 / 画面 / 入力 / 出力 / エラー時挙動 を含めてください。ステップ3: データモデル図#
DBスキーマやTypeScriptの型定義からER図(Mermaid)を出力させると、後工程の引き継ぎがスムーズです。
src/types とDBスキーマからER図をMermaid形式で出力してください。ステップ4: NotebookLMで読ませる#
出力したMarkdownをNotebookLMにアップすると、関係者と「壁打ちチャット」できる仕様書が完成します。
実例ケーススタディ:受託案件の納品仕様書を半日で作成#
- 完成済みLovableプロジェクトをコピーし『docs生成専用ブランチ』を作成
- AIに『src/routesの全ページの目的・主要コンポーネント・利用API・遷移条件をMarkdownで』
- 『DBスキーマからER図をMermaidで』『RLSポリシー一覧を表で』
- 『主要ユースケースを Given-When-Then で10本』
- 出力をNotebookLMに投入し、クライアントと壁打ちしながら最終調整
つまずきポイント集#
- 症状:AIが既存コードを書き換えてしまう → 対処:『読み取り専用で分析。コード改変禁止』と明記
- 症状:仕様書が機能を網羅していない → 対処:『各ファイルを順に走査して』と指示。総ファイル数を提示すると漏れが減る
- 症状:図がレンダリングされない → 対処:MermaidとPlantUMLを混在させない。NotebookLM/Notion対応のMermaidに統一
FAQ追加#
Q. 仕様書とコード、どちらをマスターにする?
コードがマスター、仕様書は『コードから派生する成果物』。変更のたびにAIで再生成するワークフローを推奨します。
Q. 機密性の高い案件で外部AIに渡して大丈夫?
守秘義務がある案件はLovable AI Gateway経由で『学習に使わない』モデルを選ぶか、自社のVertex AI/Bedrockに切り替えてください。
関連記事
- AIアプリの『外部送信ポリシー』の書き方|Lovable・Supabase・OpenAI等を使うサービス向けテンプレート
2023年改正電気通信事業法(外部送信規律)に対応した『利用者情報の外部送信ポリシー』を、AI/バイブコーディングで作るサービス向けに解説。ライオン・ヤフー・サイバーエージェントなど他社事例のURLも掲載。
- 【ニュース】LovableがAIUC-1を共同発表|AIコーディングエージェントの安全基準とは
LovableがAIUC(AI Underwriting)と共同で、AIコーディングエージェント向けセキュリティ基準『AIUC-1』のホワイトペーパーを公開。Lovableは2026年夏に同分野で世界初の認証取得を目指します。日本の企業導入担当者向けに要点を和訳・解説します。
- Lovableで自社AIチャットボットを作る完全ガイド|社内FAQ・接客・サポートまで
ChatGPTのような自社AIチャットボットをLovableで構築。社内FAQ、ウェブ接客、カスタマーサポートまで、API契約なし・Lovable AI Gatewayだけで動く実装手順を、非エンジニア向けにじっくり解説します。
※ 本記事は非公式の日本語ガイドです。最新情報は公式ドキュメントをご確認ください。